ねずみくんのチョッキ展

昨年中は大変お世話になりました。

本年もよろしくお願いします。

ドリパビ後編を書いたり消したりしておりました。

一向に進みません。原因はわかってる、

コジケンサンバで燃え尽きて覚えてない(？)

って書き始めて気がつけば年末。

今年の下書き今年のうちにというわけで

気にせず書いていきます。

あの！！！突然ですがぴあ読みましたか？

図書館で各々好きな本紹介してるんですけど！

小島健くんの好きな本みましたか？

ねずみくんのチョッキが好きなんですって。

あとかいけつゾロリ。ひょえー好き😇

たまたま大丸に寄った際にポスターを見て

絵があまりにもあっさりしてるし

なんだか悲しげに見えて気になってた展覧会。

まさか血眼で見に行くことになるなんて

人生何があるかわからんなぁでございます。

とにかく色が少ない。主要キャラ白黒だもん。

色は使えば使う方が褒められた、

そんな幼少期を過ごした私。

シンプルの美学とは対極な生き方してきたので

物足りなさを感じてたんですけど丁度いい。

丁寧な線で質感はわかるしなんなら想像力で

容易に補填できるくらい、濃淡がしっかりしてる。

塩味少ないけどおだしの香り豊か系なあれ(どれ？)

原画をまじまじと眺めてるとねずみくんや

生み出したキャラクターみんなに愛が溢れてる

って

感じる丁寧な描き方。使われてる色が少ないけど

描かれてる線はとっても多くて愛しかない。

小さいことはいいこと、

そんな広告から着想を得たというこの作品。

自分が小さいことに悩むねずみくん、

種の違うさまざまな動物との出会いで

自分にしかできないこと、

それぞれの役割があると気付かせてくれる、

なんとも優しい世界なのです。

幼少期にこの世界に触れられたの羨ましい。

人を受け入れ、うまく活かす根底の考え方に

影響を与えてるのでは？と深読みが止まらなかった。

ねずみくんとけんくんを重ねて原画とストーリーを読み進めました。

ねずみの女の子・ねみちゃんに恋するねずみくんが

とってもかわいくて胸が苦しかった。

すぐ妄想を繰り広げるんです。

思わせぶりなねみちゃんもまあ悪いけど

結婚して子供が産まれて家族が増えるところまで

妄想しては照れてたりとその様がとてもかわいい。

けんくんで再生されてそれはそれはもうしんどい。

backnumber聴いてたけんくんはこういうとこ

あったんじゃないかなって思ってしまった。

あぁしんどい。しんどすぎるな？

君の恋人になったらとかまさにねみちゃんへの恋心。

恋に恋して幼少期過ごしてない？とか頭抱えた。

時間が経って脳内補填しちゃってるかもだけど

苦しいくらい愛おしい関係だったのは確か。

ぼんやり見て通り過ぎていくのがもったいなくて

列を乱しまくる迷惑な客でしかなかったんですけど

ねっとりじっとり見てました。

居合わせた方々ごめんなさいね！

ほんとにねずみくんやねみちゃん、

どのキャラクターも愛しくて愛しくて胸いっぱいで

グッズ買い込んでほっくほくになりました。

思ったより満喫したせいで美容院遅刻したよね😇

読んだことなければ読んでみてください。

疲れた時ほど沁みる気がする。おすすめです。

知るきっかけをくれたけんくんありがとう。